何度訪れただろう…いつか絶対、レンタカーで旅したい。神秘的な大自然、温かい人たち、ゆっくり流れる時間が張りつめた頭と心、肩の荷をほどいて癒しを与えてくれる、そんな場所…
アイスランドって殆どが一年中凍っている国かと思っていたら
ヨーロッパの北の果てだから氷河に覆われている氷の国?
丸い地球の北極と南極が氷に覆われていて、両方に近い国では厚い氷河に覆われているところが多く、赤道に近づくにつれて熱くなる。だから、アイスランドは北極のすぐ下で人は殆ど住んでいない、作物もなくて氷河だらけなんだろうな~と想像していました…が‼
「氷の国」っていうけど
氷の台地つまり氷河は、国土の11%ほど。
中でもヨーロッパ最大のヴァトナヨークトル氷河は国土の8%を占め、世界遺産に登録されています。
グリーンランドは85%が氷河におおわれているのに国名は「緑の大地」。
アイスランドは、放牧地が25%と10パーセントの溶岩台地にも緑の苔がついていて、氷河は11%。
国名は逆のほうが良いんじゃないのかな❓
実は『火の国』でもある
130もの活火山があり、平均4年に一度噴火しているとか。しかも国土の10パーセントは大噴火時の溶岩がゴロゴロの台地。
活発な火山活動で温泉が湧いています。
また、地下にたまったエネルギーを利用した地熱発電で なんと国土の98%に温泉水が供給されているんです。
人口の殆どが都市に集中しているにもかかわらずです。
あちこちに露天風呂、温水プールがあり、各家庭の蛇口をひねると出てくるお湯も温泉!
お家で毎日温泉に入れるってわけ。
もちろんホテルのシャワーからも温泉が出てきます。
世界最大露天風呂ブルーラグーンは、800人も入れる大人気観光スポットです。
そして、台地の鼓動が聞こえるかのように、5~8分おきに噴き出す間欠泉、毎年引き裂かれているユーラシア大陸と北米大陸のプレートの裂け目があります。まさに生きた地球の驚異です。
【国旗について】
青☛海、 白☛氷河、 赤の十字☛火山の炎
どんな所を観光するの?
おすすめの旅行シーズン
氷の国っていうから凍えるほど寒い所かと思いきや!
北極圏のすぐ南に位置しますが、沿岸を流れるメキシコ暖流と活発な火山活動による地熱の影響により、冬でもそんなに寒くないのです。メキシコ暖流は、日本に流れる暖流に比べて5倍温かいのだとか…。
首都で冬の平均気温は0度、夏は11度くらい。
5月中旬~7月中旬は日照時間が長く、特に6月は白夜です。
日照時間が短い冬は、日の出11:30、日の入り15:30。
観光シーズンのピークは6~8月。
でも9月~4月はオーロラ鑑賞ができますし、冬ならではのアクティビティーもあります!
なんと、人口の5倍以上の観光客が訪れる国。飛行機、ホテル、入場制限のある観光地は早めに予約をしましょう!
人気ホテルは何年も前に予約している方も多いようです。
観光ルートは
全国どこもかしこも魅力的な美しい自然が広がります。フォトジェニックなところばかり!
ただ、国道は1974年に完成した国を1周できる1号線だけ。
え?1号線しかないのなら、わざわざ番号付ける必要がないような…(笑)
冬は強風などで国道封鎖ってこともあります。なので、人が殆ど住んでいない地方を訪れるのはお勧めできません。
1周するには、春から秋でしょうね。
人気の観光スポット
まとめ
私は主にオーロラと冬季の氷河の中に入ることが目的だったため、9月~3月の期間しか訪れたことがありません。
そして、冬でも凍結しない氷河湖があります!
緯度のわりに温暖なため、雪が降る前は芝生に寝転がって3時間も激しく舞うオーロラを観ることができたのは最高でした!
ホテル選びは、敷地内からオーロラ鑑賞ができるところを!常に空の様子を確認でき、オーロラが出現したら上着を羽織ってすぐ外へgo!自然現象なので、すぐに消えてしまうこともありますから。
自然の大きな木、林森がない国のため、風が強いときは危険。
国道閉鎖で予定どおり移動できないなどのトラブルもありますが、天気は非常に変わりやすい!
雲の動きが早いため、夜のいつかのタイミングで雲が切れて天の川、オーロラが出現することもあります。
アイスランドに魅せられて何度も訪れる人がたくさんいますが、私もその一人。
この記事を読んでくださった方に、また別の記事で美味しい食事やお土産など、もっともっとアイスランドの魅力をお伝えしたいと思ってます。
最後に、アイスランドにお別れしてから雲の上でみえたオーロラです!