ノルウェーのおススメお土産品

ノルウェー

物価が高い国では、高見えアイテムを見つけるのがとっても大変…。人口や耕作地が少なく、商品が少ない国。気に入ったものに出会えるかな?

ノルウェーは物価・税金が高い!

ノルウェーでは、学費・福祉は手厚いけど、そのぶん、物価と税金が高くてびっくりします。

付加価値税率はなんと…

付加価値税

25% 一般な商品、外食、酒税、サービス税など
15% 飲食料品
12% 宿泊、交通機関、一部娯楽
                                   (2021年8月現在)

表示価格は税込みです。

物価と税金が高いため
お買い物をするときに値段を見ると、んんん…どれもこれも予算オーバー。
そっと商品を棚に返して、思わず一呼吸…ふぅ。

お土産の場合、一番の問題は、実際に支払った金額ほど高いことに気づいてもらえそうにないこと。
それで気に入ってもらえなかったら更に悲しい…。

なので、最近のお土産品は消耗品や縁起物、話題性のあるものが無難かなと感じています。

トナカイ、ヘラジカ、クジラのサラミは肉類なので日本に持ち帰れません。現地で食べてね。
お湯を入れるとオーロラが現れるマグカップ

スーパーやお土産店で買える食品土産ならコレ!

世界最北のビール醸造所マックビール
フレイア社のミルクチョコレート
  • キャビア
    世界三大珍味で高級品!というイメージですが、チョウザメのキャビアではなく、一般的に魚の卵のこと。瓶詰でいろんな種類があります。
  • 魚貝、カニの缶詰
    栄養たっぷりのトマト煮のサバやイワシの缶詰なんていかがでしょう。
  • スープの素
    牛乳、お湯を入れて温めるだけ。景色のパッケージのものがあると即確保です。
  • 魚や肉のパテ
    オープンサンドにのせたり、前菜のおつまみやサラダに。
  • 干しダラ、スモークサーモン
    お料理やつまみに。
  • クネッケブロー
    固いクラッカーみたいなもの。チーズ、サーモン、パテなどをのせておつまみに。
    ライ麦は栄養価が高くて人気です。
  • シリアル!ミューズリー!グラノーラ!
    朝食によく食べます。ナッツや木の実やドライフルーツを入れて。
  • チューブのチーズ
    エビ味、ハム味などいろいろあります。
  • 甘い山羊のブラウンチーズ・ブルノスト(Brunost)
    キャラメルのような特徴的な甘い味に最初は驚くかもしれませんが、慣れると病みつきになってしまうかも? 色が珍しく、ヤギ、甘目で濃厚…ノルウェー人大好きってことで話題性としてもおすすめ。
  • チョコレートなら、ノルウェーブランドのFreia(フレイア)社
    スーパーに必ずあります。形や大きさ、味、予算に応じてチョイスはたくさん。
  • クラウドベリー(MORTE:北欧特産オレンジ色の実)・コケモモ(リンゴンベリー)
    ジャム、ティーなど。これはスーパーでもお土産屋でもよく売られています。
    農耕地が少なく森が多い国。野生の木の実が豊富です。
  • マックビール
    トロムソに世界最北のビール醸造所があります。種類は70以上。
    北極圏、白熊、オーロラ缶など、飾っても素敵な北欧らしいものがおすすめ。
世界遺産ベルゲンのパッケージ入シーフードスープの素
チューブ入りキャビア
木の実のティー
カニ缶パテ
木の実のジャムやゼリーなど
塩とドライハーブ

土産店などで買える民芸品など

  • 温かいウール、フエルト製
  • トナカイ、ヘラジカ、バイキング、妖精トロール、雪の結晶などのノルディック柄
  • 森の妖精トロール製品
  • お湯を入れるとオーロラが現れるマグカップ
森の妖精トロール

森の妖精トロールについて

大きな鼻と耳、4本指の手足、毛むくじゃらの妖怪のような姿。
国内あちこちで見かけるので、そのうち愛着がわいてきます。

元気がないとき、寂しいときは、
大きな鼻にふーっと息を吹きかけると元気と勇気が湧いてくるとか⁈

免税制度

外国からの旅行者が、購入した商品を未使用状態で国外へ持ち出すことで付加価値税を払い戻してくれる制度。

それにはいくつかの条件があります。

  • タックスフリーサービス加盟店であること
  • 非居住者、非長期滞在者であること(パスポートと帰国の搭乗券または航空券で証明)
  • 商品を国外に未使用で持ち出すこと など

タックスフリー加盟店で1回毎の支払いが免税対象額を超えた場合、お会計時に自己申請で「タックスフリープリーズ」と申し出ると、対象の場合は免税書類を発行してくれます。

免税対象額☛ 315クローネ(一般物品等VAT税率25%に対して)⇒還付率11.4~19%
       290クローネ(食料品等VAT税率15%に対して) ⇒還付率5.7~8.5%

支払いは税込み金額となり、後日ノルウェーを出国する際に書類の手続きをすることによって
税金が還付されます。

手続き方法

❶税関にて、免税書類に税関印をもらう(輸出承認印)
❷税金払い戻しカウンターにて、現金還付もしくはクレジットカードへの払い戻し手続きをする

基本は上記のステップですが、
例外もあります。

税関印なしでも、免税書類作成日から1か月以内の場合は、
税関印なしでも払い戻しカウンターで還付を受けることができます。

ノルウェーはEU非加盟国ですが、北欧国同士で出入国検査廃止協定があるため、
北欧の国間では国内移動のように、ノルウェー出国時に税関を通過しない場合があります。
その時は、フィンランド、スウェーデンの代行スタンプも有効です。

また、時間がないなどで、どうしても現地の税関スタンプがもらえなかった場合は、ノルウェー大使館・領事館に相談してみるといいでしょう。
以前は大使館でも対応してもらえたことがありましたが、基本、現地で済ませる手続きです。

出国地(空港、陸路の国境、港など)によって、手続き方法が少し違いますし
変更もありますので、確認しましょう!

フッティルーテン船旅の場合

船内のお土産品店でも免税書類を作成してもらえます。

2019年までは、乗船中に買い物をしたレシートをまとめて、下船日に総合計分の免税書類を1枚作成してもらえたことがありましたが、
2020年1月時点では、買い物都度毎に免税対象金額に達した場合のみの作成
と、通常の一般的な制度に変更となりました。

また、船のレセプションで免税書類を代行で預かってくれたり、キルケネスで下船する場合は、港にある小さなお土産店で免税書類を代行で預かってくれたこともありました。

しかし、2020年1月時点では、船内、キルケネス港では免税払い戻し代行はやっていませんでした。

船旅の際は、お買い物前に確認しましょう。

何度も小分けに買い物をするよりは、まとめて買ったほうが、最大1~2割弱お安く買えるわけですからね。

まとめ

誰かへのお土産、自分への記念品など、お買い物も旅の楽しみの一つ。

観光閑散期にはお土産屋さんが閉まっていたり、どこか他の国で活気ある物売りや軒を連ねるお土産店、マーケットを経験されたことがある方にとっては、もしかしたらあまり商売っ気がないなぁ~と感じられるかもしれません。

国土面積のわりに人口が少ない国ですから。

買うことを先延ばしにしていて気に入っていた同じものに出会えなかったということもありますよね。

お買い物も出会い、ご縁、もしかしたら一期一会。

今回の記事を参考にしていただきながら、現地では、今回ご紹介したもの以上に素敵な出会いがありますように!

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